リムブレーキタイプ

リムとブレーキシューでブレーキをかける一般的なタイプです。
リアエンドのサイズはロードバイクは130mm、MTBは135mm、クロスバイクは車種によって130,135mmが混在していますのでエンド金具を使用する際はご自分の自転車のサイズをご確認ください。
古いロードバイクでは126mmというものもありますのでご注意ください。

01輪行の準備(外す)

①メーター、ライトなどハンドル周りのものを外します。(車体を倒立させたときに、傷の原因になります)
ライト固定用のブラケットが簡単に緩められる場合は、ライトは外さずに向きを変えるだけでも構いません。

②ボトルは外して手持ちにするか、空にします。(液体がボトル内に残っていると、こぼれてフレームが汚れる場合があります)

③前輪・後輪を外します。
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02保護用具の取付

別売品となりますが、フレーム保護のためご使用をお勧めします。

①後輪の外した部分にエンド金具を装着します。
(装着方法はエンド金具の説明書をご覧ください)
エンド金具の角度は、チェーンスティと一直線になるようにセッティングします。




保護用品を装着後、立てた時に再度微調整して下さい。
サドルとエンド金具を地面に付けてエンド金具が垂直になるように調整。
ご自分のクイックレリーズを使用すれば、付属のクイックレリーズを持ち運ぶ必要はありません。



前輪にエンド金具フロント用を装着します。



チェーンハンガーを使用してチェーンのたるみを取ります。
チェーンにテンションを掛けることでチェーン脱落を防ぎます。



チェーンカバーをチェーンにかければ、袋の油汚れを防ぎます。チェーンカバーはぜひ初めてのご利用からお使いください。



④スプロケットにフリーカバーを被せます。

03ホイールとフレームを固定する。


①フレームが傷つかないように、ギアの当たる場所をフレームカバーで保護します。
フレームサイズ・形状によってギアと干渉する場所は異なります。
ご自身のフレームにあった場所を保護してください。



②フレームとホイールの接している青い〇の部分を最初に固定します。
そのあとピンクの〇の部分(サドル、リア変速機あたり)を固定します。



フレーム(ダウンチューブ)に一周させてから固定すると緩みにくいです。中締ベルト伸縮タイプを使用すると、より強く固定できます。



ペダルが体に当たらないように、クランクの位置を調整します。
ハンドルをギアと反対側に切ると安定しやすいです。
自転車から手を放して作業をすると倒れる可能性があります。手を離す場合には、自転車を壁に立てかけて作業すると安心です。

中締ベルト伸縮タイプ



中締めベルトのバックルの使い方

04輪行袋に収納



①輪行袋を広げ、底の印刷の指示通りに自転車を置きます。



②ショルダーベルトの片側をチェーンスティに固定します。


③輪行袋を下から半分くらいまで被せます。ショルダーベルトの反対側を輪行袋の穴から外に出し、ヘッドチューブあたりに固定します。
輪行袋の穴からショルダーベルトを出す時に、クランクやケイデンスセンサーなどを引っかけないように気を付けて下さい。



④ショルダーベルトの長さは、写真のようにフレームに添う程度の長さを目安にしてください。


ショルダーベルトのバックルの使い方


05完成

袋を傷つけないように自転車を覆い、口を締めると完成です。
ショルダーベルトは片方は四角い穴から、もう片方は袋の閉じ口から出ています。



コードストッパーで閉じた口ひもは、結ばずにそのまま袋の中に納めます。
電車内で転倒防止のため、手すりなどに結びます。

その他のポイント

● 担ぐとき
女性や、背の低い方などは縦向きに持たず、自転車を90度ほど持ち替えると、地面より浮くので持ちやすくなります。


● 降ろす時
必ず、サドル側から降ろします。エンド金具の向きが維持できます。エンド側から降ろすと、エンド金具が曲がってしまいます。ディレーラーは自転車の部品の中で、最も重要な部品の一つです。ディレーラー側はゆっくりと地面に付けて下さい。



● 軽装備で輪行するとき
ハンドルとサドルを下にして横から袋に差し入れると、万が一、エンド金具がなくても収納できます。
ただし、電車に内での占有面積は広くなるので、輪行する時間帯など充分気を付けて下さい。